2010年01月02日
2010年はじまり
昨年は激動の年でした。
お世話になった皆様、ありがとうございました。
普段まったく振り返らない僕ですが
何故か今年はざっと昨年を振り返ってみました。
以下珍しく長文です。
1月は家の近所にスタジオを作りました。
ピアノを入れて、防音室を入れて、ギターとベースとサックスを入れて。
引っ越ししたからもう移動してしまうかもしれないけど、重要なスペースでした。
そして仙台で鈴木広志groupでコンサート。
1000人の拍手は忘れません。
2月は真利子哲也監督の映画イエローキッドのレコーディング。
大口とともに映画に曲を書き、レコーディングもして、
大変だったがもの凄く楽しかった。
4月は今年3月に行うコンサートの為に山形へ。
曲を書く為に国宝の屏風を見に。
せっかくなので、と演奏のツアーも行う。楽しかったなあ。
全会場満員御礼。うれしい。
5月はチャンチキトルネエドのアルバムのレコーディング。
これも強烈に大変だったけど素晴らしいものが出来た。
そして長崎でサックスカルテットでファッションショーの音楽を担当。
ショーの音楽の作曲は初めての経験。
自分の曲でモデル、しかも杏さんやサチさんなどの
スーパーモデル達が歩いているというのは
なかなか感動でした。
6月トリエンナーレの準備と平行してチャンチキトルネエドのアルバムmix作業。
一体何日徹夜したことか。
8月、9月は全国を廻っていた。
新潟の越後妻有トリエンナーレでのソロ演奏では大場陽子作品で本物の山びこと共演。
草刈り機の音を模写したテナーサックスソロの曲「ビーバー」は今後のライブでも取り上げます。
チャンチキトルネエドの初のツアーもありました。東京の家には8、9月合わせて数日しかいなかった。
8月におこなった鈴木、大口、小林、活動弁士の坂本頼光での無声映画と音楽のライブは非常におもしろく、重要なライブ。
今後も追求していきたい。
10月は住み慣れた新宿区から引っ越し。
部屋も窓も増えて、駐車場も家の前に。
キューバに行ったり、静岡のお寺で演奏したり。
11月は引き続きキューバ。
12月はコンサートと平行して来年用の作曲作業。
初めてソロで雑誌(ミュージックマガジン)にインタビューが大きく載ったりしました。
ひたすら演奏、レコーディング、企画、作曲、コンサート、ライブ、ツアー、の日々でした。
もっと追求すべきこと、広げたいこと。
ひょっとしたら削るべきこと。
見極めて、がんがんいきたいと思います。
特に人の為に(お仕事で)曲を書く、という事は生まれて初めてでしたが
いつでもとても苦労しています。
来年も作曲して、演奏して、しかもレコーディングしてというお仕事がいくつか控えています。
でもこれはもう宿命と思ってがんばります。
サックスの演奏に関しては、僕はどんなジャンルのどんな人の曲でも
今一番良い演奏が出来ると思っています。
その為にすべき事もわかってきています。
昨年はもう本当にばたばたしていて演奏の機会すら減らしてしまいましたが
事務的な事など手伝ってくれる人も出てきたので(やっと!!!)
演奏、作曲、企画に思う存分集中して、楽しくやっていきたいと思います。
みなさんどうぞよろしく!
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新年最初にはやはり、
このアルバムを聞きました。
投稿者 suzuki-hiroshi : 2010年01月02日 04:47