2003年東京芸術大学卒業(器楽科サクソフォン専攻)。
クラシック音楽で培った技術を基にポップスやジャズ、ワールドミュージックの世界まで自由自在に行き来し、多方面でその魅力を開花させている。
狩野永徳が描いた室町時代の屏風に曲を書き下ろし録音、コンサートを行った『国宝「上杉本 洛中洛外図屏風」を聴く』公演のプロデュース、無声映画を活動弁士の坂本頼光と生演奏で上演する「キネマと音楽の夕べ」、自然現象の山びこを利用した越後妻有アートトリエンナーレでのパフォーマンス、純米吟醸の日本酒に音楽を聞かせて熟成させる「天音」での演奏、録音など、コンサートの枠を越えた企画、演出、演奏で注目を集める。
リーダーを務めるチャンチキトルネエドの他、清水靖晃&サキソフォネッツ、東京中低域、福島久雄グループなどでの活動は国外でも評価され、ヨーロッパ、アジア各地の国際的な音楽祭に毎年出演している。
作曲、演奏を手がけた映画「イエローキッド」(2009年公開、真利子哲也 監督・脚本)は国内外の映画祭で多数の受賞を得た。
2010年3月にCD、鈴木広志group×大場陽子『国宝「上杉本 洛中洛外図屏風」を聴く』を発売。
http://suzuki-hiroshi.com/